オーディオブックを車で聴こう!車内で楽しむ4つのシーン体験談とおすすめ作品の選び方

オーディオブックのおすすめアプリ
1位:Audible

使いやすいアプリで月に数冊じっくり読書を習慣化。小説や洋書が特に豊富


2位:audiobook.jp

コスパ重視でたくさん聴ける!ビジネス書でスキマ時間のインプット

オーディオブックは何か動作をしながらも、耳を傾けるだけで聴くことができる本です。スキマ時間に活用することで、娯楽として楽しむ、教養を身につける、スキルアップにつなげるなど、生活をもっと豊かにする可能性のあるコンテンツだと言えるでしょう。

一日の中には様々なスキマ時間があります。その中でもオーディオブックを聴くのに適しているのが車の運転時間です。車通勤の時間はもちろんのこと、家族やパートナーと同乗している間も、シーンに合わせた作品をセレクトできれば、一人で聴くのとはまた違う読書体験を得ることができます。

とはいえ、オーディオブックを車内で聴くのが安全なのかどうかなど、不安や疑問の方もいらっしゃるはず。

この記事では、そうした車内でのオーディオブックを聴く上で最初に感じる素朴な感覚を押さえた上で、車内での楽しみ方・作品の選び方を体験談も交えてご紹介します。

運転中にオーディオブックってどう?車で聴く2つの疑問・不安と実際

車内では音楽、もしくはFMラジオなど、何かを聴いて運転している方が大半です。しかし、オーディオブックは「本」を聴くわけですから、「集中力が必要だし、不注意につながり危険なのではないか」という不安と、「運転をしながらで、内容がきちんと頭に入ってくるのか」という音楽やラジオとはまた違う2つの点が気になってきます。

オーディオブックはよそ見する対象がないので運転中聴いていても安全

オーディオブックには夢中になる面白さがあります。「いやいや、それはまずいでしょ!」などと劇中の人物の言動にツッコミを入れることだって、ままあります。しかし、オーディオブックは「音」の世界なので、目線を向けるべき対象がないのです。ですから、よそ見にはつながらず、運転中とりたてて危険になることはありません。

また、楽曲などに比べ、操作を必要とする機会も少ないことも特徴です。オーディオブックは一冊が短くとも20分以上あるものが大半です。音楽は1曲4、5分程度で聴き終わった後に、「次はこの曲がいい」「この曲は気分じゃない」と操作するタイミングが発生しますが、オーディオブックにはそれがありません。

内容を聞き逃すことは頻繁にあるのですが、私の場合巻き戻しはあまりしません。どれだけ集中しているつもりでもぽろぽろと抜けるからです。それは通常の読書と同じです。一冊のオーディオブックは何回も繰り返し聴いて理解していくものだと心得ると良いでしょう。

内容が頭に入ってくるためには気分と状況に合わせ使い分けることが重要

オーディオブックは言ってみれば読み聞かせです。相手の声とペースに合わせて話が頭に入ってきます。「活字を読む」という作業からは解放されるので、視覚の負担は少なく、かえって内容が頭に入ってくるという人も多いです。

しかし、活字を自分で読む場合とは違い「声や朗読ペースとの相性」が発生してきます。「正直この声では聴いていられない」という経験を私も何度もしてきました。聴き取りやすい声、ペースかどうか、そして更にそれが「今日の気分」にマッチするかどうかは判断が必要です。

また、ビジネス書や少し難しい本になると、集中力が要求される場合もあり、「気が乗らないな・・・」と感じる時もあります。その場合は潔く音楽をかけましょう!そうして「よし、聴くか!」と思った時が聴きどきです。

「オーディオブックorミュージック」の二択ではなく、どちらも楽しんでいいものですから、上手に使い分けましょう。

オーディオブックを車内で聴く4つのシーン【体験談】

車内でオーディオブックを聴くというと、通勤通学の際のスキマ時間を使ってという使用シーンのイメージが強いですが、車内で「誰かと一緒に」オーディオブックを聴くのも、結構面白いんです。ここでは、どんな場面でオーディオブックが楽しめるのかをお伝えします。 

一人の通勤・通学時【目安:20〜60分】

一口に通勤通学とは言っても、実際にかかる時間は人により様々です。私は片道20分、40分、1時間、それぞれ体験しました。結果、やはり通勤時間によって聴ける作品は変わってくるなという実感を持っています。

片道往復平日5日の合計
20分40分200分 (3時間20分)
40分80分400分 (6時間40分)

片道20分の運転時間なら往復で1日40分。平日5日繰り返せば、合計200分、約3時間20分になります。片道40分になれば、2倍ですから1日80分、5日で6時間40分!ボリュームが大分変わってきますね。

片道20分の通勤時間の頃は、40分〜1時間程度の短い作品をよく聴いていました。子どもが生まれたばかりで家の家事を担うことも多く、職場との気持ちの切り替えに苦労していました。そんな中、中島敦の『名人伝』など20分程度で終わる文学作品を聴き、作品世界に没入することが、いい気持ちの切り替え・気分転換になっていました。

40分程度の頃は3時間〜5時間程度のビジネス・キャリア系の本を聴くことが増えました。

現在オーディオブックを扱う大手二社では作品を検索する際に「再生時間」で絞り込みがかけられるので、この機能を使うと便利です。

ただし、単純に通勤時間から計算して、上限ギリギリの本をチョイスするのはおすすめできません。通勤時間が1時間を超えたときに、私は集中力の限界を感じました。さすがに1時間ビジネス書を聴き、それを毎日繰り返すことは至難だったのです。

この頃は朝ドラのDVDを音声だけで聴いたり、オーディオコメンタリーを聴いたりと別のコンテンツを活用することも増えました。単純計算して「7時間だったらギリギリ聴ける!」と思っても、大体聴き終えられないので、週合計の半分ぐらいの作品が聴きやすいかもしれません。

パートナーと二人のドライブ時【目安:1〜2時間】

パートナーと二人でのドライブは楽しい時間です。我が家の場合は実家への帰省に車で片道1時間半かかったこともあり、ロングドライブがしょっちゅうありました。この間ずっと音楽をかけながら会話を楽しむ日もありますが、映画を観るような気分でオーディオブックを一緒に聴いていた時期がありました。

当時二人の恒例になっていたのが、『キリノセカイ』というライトなミステリー作品を聴くことでした。全10話構成で大体1本1時間弱となっているため、1回の旅で1本を聴くのですが、これが面白かった。

「おいおい、この都知事めっちゃ怪しくない?」

「まずい、話についていけてへん・・・」

「え、全然わからんかったんやけど!?」

など、聞き逃しをお互い補いあい、ああだこうだと言いながら毎回盛り上がっていました。

今でも二人で共有した思い出は残っていて、「キズナの心臓が・・・」という作中のフレーズが夫婦間のボケとして通用しています。

子どもを乗せた送迎時【目安:10〜30分】

子どもがいると、思った以上に車で送迎する機会は多いもの。この時間を上手く使えるといいですよね。

元々幼児向け教材のDVDを流していたのですが、まぁ「よく見えない」とか「ちょっと戻して」とか、「これがみたいのに」とか、よくケンカするんですよね。姉弟が。そこで導入されたのが、子ども向けのオーディオブック達です。

ピーターパンなどの名作シリーズ、昔話、よく聴き入っています。DVDを観ている時と違うのは、空気感というか、集中力を感じます。聴いてる最中には「ねぇ、○○って何?」と聞いてくることもあり、読み聞かせで語彙が増えるなとの実感がありますし、「なんで○○は悪魔って呼ばれるのを嫌がるのかな?」など、対話の種にもなりますよ。

家族での旅行時【目安:3時間】

家族で旅行の際にみんなで一つの作品を聴くこともできます。送迎の際にオーディオブックを聴くことに子どもが慣れていると、全く抵抗なく入っていきますよ。

また、我が家の場合、娘・息子・私の三人が話題にする物語があって、パートナーが仲間はずれにされていると感じる、話題についていけなくてちょっと嫌になるということもありました。

家族揃って旅行に行く際に、普段子どもと共有しているお気に入りの作品を流すと、「ああ、これのこと話してたんだ!」と全員で楽しむことができるようになるのでおすすめです。子どもが「フック船長はワニが苦手なんだよ」など、得意げに話しているのを見ると微笑ましい気持ちになります。

片道1時間半あるうち、30分程度を短いオーディオブックを聴いて、20分ぐらい音楽を聴きながらみんなで話して、また違うお話をかける・・・そんな風に過ごすと長時間の旅でもあっという間に時間が過ぎていきます。DVDと違ってどの座席が見やすいとか、運転席のお父さんだけお話が見られないとか、そういった不公平感も生まれづらく、みんなで楽しめるのが親としてはやっぱり助かります。

シーン別オーディオブックの選び方と車で聴くおすすめ作品

一口にオーディオブックと言っても、ジャンルも個々の作品において凝らされた工夫も様々です。膨大な量の作品群から、利用シーンに合わせてどんな所に気をつけて選んでいくのがよいか、おすすめ作品と一緒にお伝えしていきます。

一人の世界に没入したい時はオーディオブックに適した演出のものを選ぶ

一人の時は、自分が読みたいジャンルを好きに選ぶのが一番です。今その時読みたい、必要な本を読む。それが読書の時間を最も充実したものにしてくれます。

しかし、ジャンル毎に気にしておいて欲しいポイントもあるんです。

小説は「読む」ものです。それを「耳から伝わる」形に変えてくれるのが朗読であり、演出・工夫です。しかし、優れた朗読であるかは聴き慣れないうちは判断がしづらいです。

ナレーター欄に複数名記載があり、「オーディオドラマ」「オーディオノベル」と銘打たれているものは、効果音などの演出も入っているのでかなり聴きやすく、物語の世界に没入できます。

audiobook.jpで「オーディオドラマ」と検索すると、数十件の作品がヒットしますので、このあたりから入ってみるのもいいかもしれません。

おすすめ作品

レ・ミゼラブル
フランス文学不朽の名作を1時間弱にギュッとまとめて翻案した作品。オーディオブックで文学の世界を楽しむ第一歩としておすすめできる感動作です。

自己啓発の場合では読みたい内容で選び、倍速でスピーディに聴く

長く読み継がれている古典的な自己啓発書は、文章・訳もよく練られており、オーディオブックとしての朗読・演出も比較的しっかりとなされている傾向があります。

対して、新刊のビジネス書などは発刊ペースが早く、鮮度が命という面があります。例えば今、私が読みたい『オードリー・タン 自由への手紙』は書籍版が2020年11月に出版され、オーディオブック版は2021年2月に出版予定、つまりタイムラグはわずか3ヶ月です。たった3ヶ月でオーディオブック版を出すとなると、オーディオブックの「朗読」という面での質、「演出・工夫」というものはあまり求めらません。

こうした作品の場合、あくまで「情報」として聴くと割り切ることも必要です。そうした時に効果的なのが倍速再生機能。1.5倍や2倍にして高速再生することで内容をスピーディーに取り込んでいくことができます。

また、インタビューや講演録を選ぶのもおすすめです。著名人の出しているビジネス書は、内容も大事ですが「誰が」言っているかが大きいため、別人の朗読だとどうも響かないことがあります。その点、本人が熱量を込めて話してくれている言葉はこちらの胸に届いてきます

おすすめ作品

バビロンの大富豪
非常に有名な作品で、日本のオーディオブックでも制作年月が比較的はやく、登場人物の声も演じわけられているため聴きやすいです。

対談「夢現力」
東京ディズニーランドを総合プロデュースした堀貞一郎氏へのインタビュー対談。本人の声で自然に語りかけてくれるので、本人と実際に話しているような気になります。

パートナーと一緒の時は、相手か二人のお気に入りの本を選ぶ

パートナーや子どもなど、自分以外の誰かと一緒に聴く場合には、好みを相手に合わせることが重要になります。図書館や本屋に一緒に行ったときに、「これ読みたいな」という話が出たものなどを、探してみるのもいいですね。

我が家では妻が大の演劇『ウィキッド』好きであることもあり、旅行中に『オズの魔法使い』を聴きました。私はウィキッドは観たことがないので知らなかったのですが、オズの魔法使いの主役・ドロシーは全く登場しないそうなんですよね。

「え!?ブリキやらかかしは出てくるのにドロシー出んの!?」

と、こちらが驚くと、ニヤニヤと話をしてくれました。

「あー、また観に行きたいなー!」

と楽しそうに語る顔を見るとこちらも嬉しくなり、旅行の雰囲気もより和やかなものになりました。

おすすめ作品

オズの魔法使い
言わずと知れたファンタジーの名作。意外に内容がうろ覚えであったり、観た媒体・作品が違ったりするので、「あれ?ここの筋ってこうだっけ?」と語り合えるのもポイントです。 

子どもと聴く時は一番小さい子も聴ける&お気に入りのジャンルを選ぶ

絵本でもそうなのですが、本当に子どもというものは同じ作品を飽きずに何度も何度も読み返します。これはオーディオブックでもやはりそうです。昔話や童話は鉄板コンテンツで品揃えが豊富ですから、絵本の読み聞かせで気に入っていたものを選んでみてください。大好きなお話に、喜ぶこと請け合いです。

ポイントは家族の一番年齢の低い子に合わせた作品を聴くことです。以前にうっかり夫婦の聴きたい少し難しめの本を選んでしまい、下の子が嫌がりはじめ、家族のムードが険悪になってしまいました。これではせっかくの時間がもったいありません。

なるべく低年齢でも楽しめるもので、かつ大人も楽しめる作品を選んでいくと良いでしょう。また、作品の長さへの配慮も必要です。

おすすめ作品

ピーターパン 世界の童話シリーズ80
5歳と3歳の子どもに大人気のお話。筋立てが怖すぎず、スリリングでもあり、想像力をかき立てられるお話で、28分という時間も長すぎず、いい具合です。

車内で聴く読書は、家族みんなの生活を豊かにする

このように、車内でのオーディオブック活用はシーン毎のポイントを押さえて作品を選べば、家族みんなの読書生活を非常に豊かなものにしてくれます。

この記事をお読みになって、「実際にオーディオブックを聴くにはどんな方法があるんだろう」と思った方は、スマホ以外でオーディオブックを聴く方法を詳しく紹介した記事もぜひお時間のある際にご覧ください。耳で本を聴く時間、ぜひ一緒に楽しみましょう!

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